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六百六十六円の事情
2011.03.23 *Wed
六百六十円の事情 (メディアワークス文庫) (2010/05/25) 入間 人間 商品詳細を見る |
男と女。彼氏と彼女。親と子供。先生と生徒。爺ちゃんと婆ちゃん。世の中には、いろんな人たちがいる。そこには、「ダメ人間」と「しっかり人間」なんてのも。それぞれ“事情”を持つ彼らが描く恋愛&人生模様は、ありふれているけど、でも当人たちにとっては大切な出来事ばかりだ。そんな彼らがある日、ひとつの“糸”で結ばれる。とある掲示板に書き込まれた「カツ丼作れますか?」という一言をきっかけに。日常系青春群像ストーリー。
またしても入間人間。。w
独特な世界観で有名ですが
この人の純愛?ストーリーは
読めば読むほど飲み込まれていくものがあると思います。
出だしは単なる日常的な恋愛のストーリー。
でも必ずどこかで、無理のない大きな展開があって。
この作品もそうでした。
正直、この物語の本当の主人公がでてくるまでは
ちょっと退屈な話でした…ありきたりな恋愛小説すぎて。
ただ、やっぱり構成がうまいんだよなぁ。w
前半からこうきてこうなるとは誰も想像できないはず…((何
老若男女、それぞれの世代の考え方や日常的に思ってること。
考えさせられますね、若干ピーターパンになりそうでした←
大どんでん返し的なものはないですが
すごく面白いです、こういうのが私は好き。
SNSにどっぷりつかってる私みたいな人にとっては
なかなか面白い一冊だと思います・w
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パララバ―Parallel lovers
2011.03.22 *Tue
パララバ―Parallel lovers (電撃文庫) (2009/02) 静月 遠火 商品詳細を見る |
遠野綾は高校二年生。平凡な日々を送る彼女の一番の幸せは、部活を通して知り合った他校の男子生徒、村瀬一哉と毎日電話で話すことだった。何度も電話をするうちに、互いを友人以上の存在として意識し始めた二人だったが、夏休みの終わりに一哉は事故死してしまう。本来であれば、二人の物語はそれで終わったはずだった。しかし一哉の通夜の晩、綾のもとに一本の電話がかかる。電話の主は死んだはずの一哉。そして戸惑う彼女にその声は告げた。死んだのはお前の方ではないのかと…。二人が行き着く真実とは!?出会えぬ二人の運命は!?携帯電話が繋ぐパラレル・ラブストーリー。切なさともどかしさが堪らない、第15回電撃小説大賞「金賞」受賞作。
第15回電撃小説大賞「金賞」受賞ということで
またしてもタイトルとあらすじとで即買いした作品。w
こういうの、大好きです。
ミステリー恋愛系?
ちょっと内気な女子高生と、
同じ高校の頼れる系男子とのミステリー恋愛小説。
構成がかなりうまいなーって思いました。
というかうますぎて…静月さんのデビュー作なんですが、
次回作も絶対読んでみたい!!
ぱられるぱられるー((何
み、ミステリー恋愛系が好きな人は
かなり楽しめると思います。
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空をサカナが泳ぐ頃
2011.03.21 *Mon
空をサカナが泳ぐ頃 (メディアワークス文庫) (2011/02/25) 浅葉 なつ 商品詳細を見る |
出版社で超多忙な毎日を送る中津藍。そんな彼が、ある日、煙草を吸いながらふと空を見上げると、一匹の魚が泳いでいた。慌てて目をこすってみるが、魚は消えることなく優雅にヒレを揺らして通り過ぎていく。しかもサメやらクラゲやらも、次々と現れては悠々と空を泳ぎはじめ……。
いったいこの鬱陶しい現象はなに? 藍は同じように魚が見える人たちと共に、彼らを消す方法を探し始める。しかし、魚は増える一方で、しかも魚が視界を埋め尽くすとき――。
さまざまな想いを交差させ、ちょっと変わった仲間たちが繰り広げる、未来を賭けた大騒動。
第17回電撃小説大賞〈メディアワークス文庫賞〉受賞作。
大学入学に向けて化学の本を探して本屋にいって
そのついでにMW文庫のあたりをふらふらしていたら
たまたまタイトルが目について、
表紙を確認して即買しました。w
浅葉なつさんのデビュー作。
もちろん初めて手に取ったんですけど
作品も面白かったんですけど
あとがきを読んで、次回作がすごい楽しみに…w
色々グサグサ心に刺さる作品でした…w
藍ぽん← と自分が重なり過ぎて。
扉はしめるのに小窓から覗く…ね。
本当にグサっときたよねε=(-ω-` )
正直、前半はあまりノリノリにはなれませんでした。
出だしは面白かったんだけど、半分くらい読んでみて
ちょっと人間関係が無理しすぎかな…なんて。
でも、それも全部最後まで読むと
気にならなくなるくらい楽しかったです。
『魚=警告…。
なら、今の私にとって魚ってなんだろう。』
なんて考えてしまいました。
あー、私も藍ぽんみたいになれるといいな。←
読む人によっては、私みたいに、
自己啓発になることもあるのでは。
とくにメイプルでここにたどり着いてる人には
ちょっとオススメかもしれません。
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蒼空時雨
2011.03.19 *Sat
蒼空時雨 (メディアワークス文庫) (2010/01/25) 綾崎 隼 商品詳細を見る |
偶然の「雨宿り」から始まる、切ないラヴ・ストーリー。ある夜、舞原零央はアパートの前で倒れていた女、譲原紗矢を助ける。帰る場所がないと語る彼女は居候を始め、次第に猜疑心に満ちた零央の心を解いていった。やがて零央が紗矢に惹かれ始めた頃、彼女は黙していた秘密を語り始める。その内容に驚く零央だったが、しかし、彼にも重大な秘密があって…。巧妙に張り巡らされた伏線が、いくつも折り重なったエピソードで紐解かれる、新感覚の青春群像ストーリー。第16回電撃小説大賞選考委員奨励賞受賞作。
第16回電撃小説大賞選考委員会奨励賞受賞作。
ということで
結構期待して読み始めました。
感想は、正直ちょっと微妙でした。
世界観がちょっと作られ過ぎ…というか。
ありきたりな構成だったような。
最近の流行をそのままとったような感じというか…。
「不幸な女性」を思い浮かべたとき、一番最初にくるものを集めて押し込めたような感じ。
ただ、最後のオチは読めませんでした。w
こうなるか・・・って。
決してつまらなくはないと思います、たまたま私がその手の展開の小説が好きでこだわりがあるからだと思います。
ただ個人的にはちょっと残念。
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レインツリーの国
2011.03.07 *Mon
レインツリーの国 (2006/09/28) 有川 浩 商品詳細を見る |
レインツリーの国。
『ある一冊の本』がきっかけで出会う、2人の男女の物語…。
でもお互いにある秘密を抱えていて
2人でその秘密に立ち向かっていく、そんな話です。
個人的に、途中で流れが最後までよめてしまって
あまり楽しめませんでした。
…有川浩さんは大好きな著者の一人なのですが、
期待を膨らませ過ぎてしまっていたかもしれません(笑
というのも、これを買ったのが受験期の夏で
読んだのが昨日、つまり受験が終わった後。
半年間眠らせていて、ずっと読みたい!読みたい!!って思ってきた分
ちょっと反動が大きかったのかもしれません(苦笑
物語の展開はそういう感じでしたが一つだけ。
"障害"
この単語について、深く考えさせられる内容でした。
これについて有川さんもかなり色々な文献を参考にされたみたいで
リアリティーがあってそこはかなり勉強になりました。
なるほど、こういう気持ちでいるんだなぁ。なんて。
障害をお持ちの方の気持ちって
どうしたってなかなか読めないものですが
これを読むことで理解することができるかもしれません。
私はなんとなく理解できました。
新潮文庫版だと少し安めに買えるので
興味がある方はぜひ読んでみてください。
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